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そして、そういった信頼の持てる人達が周りにいてくれたおかげで、ついに気管切開をしようと決める事ができました。この気管切開
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については、他の小児外科のある病院で行いました。ここの主治医からも説明を受け、手術をしてもらいました。気管切開のオペ自
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体は比較的簡単なもので、オペ室に入ってから終わるまでに1時間もかかりませんでした。雷はプクプクとした体系なので、首の部
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分が顔のお肉で隠れている状態だったので、大丈夫だろうかと心配もしましたが、そこは専門の主治医達がなんなく解決してくれまし
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た。術後の経過は、傷も小さかった為、あっと言う間に回復していきました。喉のチューブから出てくるタンの量は初めの頃はかなり
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多めでしたが、回復と共に徐々にその量も減っていき、体調の良い時は約1時間に1回ペースの吸引で落ち着くまでになりました。
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気管切開をする以前は、睡眠時の無呼吸や誤嚥等でよくチアノーゼが出たりして、日頃の顔色もあまり良くありませんでしたが、
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気管切開後は、呼吸がしんどくなった時に呼吸器で補助してやれるので、顔色は見違える様に良くなりました。また雷は不思議
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な事に、気管切開後も呼吸器を着けていない状態でも発声があり、医師達に驚かれました。それに体調の良い時は、呼吸機をつ
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けなくても、今まで通り自力で呼吸ができる為、普段は人工鼻と呼ばれる、鼻の代わりをするフィルターの様なものをチューブ
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に被せて生活しています。気管切開をするまでに散々悩み苦しみましたが、実際にそれをしてみて、雷は呼吸状態がとても楽に
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なった事が見るからにわかりましたし、私達の日々の心配事も1つなくなって、良い結果が得られたと思います。もっと早目に
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してあげれば良かったのではないかと思ったりもしましたが、言葉の喋れない雷に代わって親である私達がしっかり考えてから
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実行できた事に後悔はしていません。そして、困っている私達ごと救って下さった先生方や看護師さん達に深く感謝します。
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もしもあの時信頼のできる人達が周りにいなかったら、私達は今頃ここにいなかったかもしれません。ただ治療や看護に専念する
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だけでなく、思いやりを持って接して下さった先生や看護師さん達をとても誇りに思っています。 I respect it…★
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